GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤーに 輝く選手は誰か?

GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤーは「ゴルフトーナメント界の活性のためには若手選手の育成が重要」と1998年に創設されました。以降、今日までシーズンを通して活躍した若手選手を表彰することでエールを送ってきました。これまでの受賞選手たちの多くはトッププレーヤーへと成長し、世界へと踏み出す選手も少なくありません。最近の受賞者達のその後の活躍ぶりを紹介します。

GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー選考基準
『男子はツアープロに転向してから、女子はプロテスト合格後またはプロテスト合格者以外ではじめにTPD登録をした者でそれぞれ「最長2シーズン以内(海外ツアーを含む)、但し初年度は全試合数の三分の一以内の出場であれば、その年は含まない」且つその年度の「来季」シード権獲得者の中から」、人格面並びにマナー、エチケット、話題性、将来性を加味して選考する。』

gtpaルーキー

 男女ともにシーズンもいよいよ大詰めを迎え、賞金王&女王争いやシード権争いなどの話題が取り上げられる頃となった。GTPAでは、毎年活躍をした男女若手の中で来季のシード権を確保した選手を表彰する「GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー」を設けている。今年は誰が受賞するのか、占う意味で今一度今シーズンを振り返ってみることにする。

 昨年は渡邉彩香選手、鈴木愛選手の2人が受賞した女子ツアーだが、今年も若手選手の活躍が目立っている。
 4月のフジサンケイレディスでツアー初優勝を挙げた藤田光里選手、そのフジサンケイレディスで優勝を争った松森彩夏選手、
さらに昨年プロ転向したばかりの永峰咲希選手、堀琴音選手、柏原明日架選手の3人
など期待の選手がおり、予断を許さない。藤田選手は2013年プロテストに合格し、その年のファイナルQTで1位となり、昨年から
ツアーにフル参戦した。昨年もニチレイレディス2位タイなど好成績を残すなど頭角を現し、賞金ランキング38位に入る活躍を見せている。ツアー初優勝が期待されていた今シーズンはスタジオアリス女子オープンで2位、その翌週のKKT杯バンテリンレディスでも4位タイと優勝に手が届きそうで届かない、ファンにとってはもどかしい試合が続いた末に、その翌週のフジサンケイレディスで首位に6人が並ぶ大混戦の中、最終18番ホールで見事にバーディーを決めて、優勝を飾っただけに有力候補といえそうだ。その時の混戦で1打及ばず2位タイに甘んじた松森選手は藤田選手と同じく2013年にプロテストに合格したが、その年のファイナルQTでは86位と振るわず、昨年はステップ・アップ・ツアーが主戦場となり、レギュラーツアー参加は9試合にとどまった。
迎えた
今年はファイナルQTの11位の成績でフル参戦を決め、先のフジサンケイでの優勝争いに加え、マンシングウェアレディース東海クラシックでも優勝争いを演じた末、2位タイなど予選落ちも少なくないが優勝に手が届くポテンシャルは十分に秘めているだけに注目だ。永峰選手の今シーズンはトップ10入りが8回と安定して上位に顔を出す活躍を見せており、堀選手は中京テレビ・ブリヂストンレディスで5位タイなどの成績を残している。柏原選手は日本女子オープンで最後まで優勝を争った末の4位タイになるなど、この世代は将来性が高い層だけに初優勝が誰にもたらされるのか期待が高まる。

 一方の男子だが、昨年は「該当者なし」という結果に終わっているが、今年は違う。
 今平周吾選手は2012年からチャレンジトーナメントに参加。しかし、当初は周囲の期待とは裏腹に結果を出すことはできなかった。
レギュラーツアーには2013年に初参戦、そして2014年になってからチャレンジトーナメントでようやく優勝し、この年は2勝して賞金ランキング1位に輝いた。2015年はツアーフル参戦することができ、7月のセガサミーカップで岩田寛選手と優勝を最後まで争い、結局2位に終わったが今シーズンの賞金シードを確定させた。次はツアーでの初優勝が期待される。また、昨年ファイナルQTを受け、今年日大を卒業したばかりの堀川未来夢(みくむ)選手もブリヂストンオープンで優勝争いを演じ、惜しくも2位タイになっている。
 いずれにしても残り少ないシーズンでの若手選手の活躍如何にかかっているだけに、最後まで目が離せない。尚、表彰式は12月18日に開催する。(ランキングは11/9現在)