GTPAについて

概要

名称
一般社団法人 日本ゴルフトーナメント振興協会
(英文名:The Golf Tournament Promotion Association of Japan Inc. 略称『GTPA』)
設立
1991年3月27日
理事長
鳥井 信宏
目的
本会は、ゴルフトーナメントの振興支援を図るため、ゴルフトーナメントに係わる企業の連絡調整を図り、関係機関を支援するとともに、ゴルフトーナメント振興支援に関する調査研究、安全対策等の整備、媒体効果の向上、倫理の向上、社会的貢献活動の推進等を行うことにより、我が国スポーツ産業の振興発展並びに国民生活の向上に寄与することを目的とする。
所在地
〒107-0052  東京都港区赤坂2丁目15番16号 赤坂ふく源ビル5階
定款
平成26年2月7日 改正

事業活動

ゴルフトーナメント振興支援に関する調査及び研究
トーナメント事業実態調査を実施し、実態区分、分析、また人材育成のための研究を行う。
トーナメントの興行実態調査を実施し、トーナメント事業収支の適正なバランスの分析、研究を図る。
トーナメント開催に相応しいゴルフコースの研究及びそれに伴う調査の実施。
トーナメント振興に関する講演会、セミナーの開催。
ゴルフトーナメントに関する安全対策等の整備
トーナメント関連施設内容に関しての実態調査、諸施設充実のための研究を行う。
関連諸施設の安全基準等に関する実態調査、セミナー等による基準検討を図る。
来場ギャラリーまた大会運営関係者の安全対策に関する実態を把握し、セミナー等による基準検討を図る。
ゴルフトーナメントに関する媒体効果向上の推進
トーナメントに関する媒体別波及効果及びトーナメント報道拡充の研究、分析、開発を図る。
トーナメント取材環境に関する実態把握、分析、セミナー等による取材ルール基準検討を行う。
放送、配信をはじめとするトーナメントの様々な発信方法と結果の研究。
ゴルフトーナメント振興支援に関する倫理向上活動の推進
トーナメント会場におけるマナーに関する実態把握と啓蒙活動を行う。
トーナメント会場におけるゴルフ普及活動の研究、推進を図る。
トーナメント会場における全国的なジュニアゴルファー育成と女性ゴルファーの拡大を目指し、関係諸団体と協力して研究、推進する。
トーナメント振興貢献者の表彰。(「Rookie of the Year 」)
ゴルフトーナメント振興支援に関する社会的貢献活動の推進
国内外ゴルフトーナメント及びスポーツイベントにおける福祉活動調査、社会還元の実態把握、施策の研究を図る。
各団体との連携によるトーナメント観戦誘致活動、観戦環境づくりの研究及び促進を図る。
地域社会への貢献、協力等に関する調査、施策の研究を図る。
チャリティ事業の検討、基金活動。
ゴルフトーナメント振興支援に関する情報の収集及び提供
 広報紙『トーナメントナウ』及び『ゴルフトーナメントイヤーブック』の発行。
公式ホームページ・公式SNSによる情報提供。
ゴルフトーナメント振興支援に関する環境活動の推進
SDG’sの啓発活動の支援及び実施を図る。
環境保全をテーマとするセミナー等イベント開催。
広報紙『トーナメントナウ』編集紙面による、ゴルフトーナメントや会場におけるエコロジーや環境への取り組みについての紹介など。
内外関係機関等との連携及び協調
国内外トーナメント関係諸団体との協力、支援を図る。
スポーツ関連諸団体との交流促進。
前各号に付帯し
本会の目的を達成するために必要な一切の事業。

組織・委員会活動

組織図
総務・財務委員会
一般社団法人として、ゴルフトーナメントの振興を目的に公益目的事業を推進する。同時に健全な財務計画を立案し、当振興協会の予算・実績管理を行う。また、総会・理事会の運営にあたる。財務諸表はこちら
〈具体的活動として〉
組織強化活動と協会財政の基盤確立のためにトーナメント関連各企業に積極的な入会勧誘。
総会・理事会の運営。
男子トーナメント主催者会議
男子トーナメントの主催者・運営会社が集合し、男子トーナメントの規定やその他の課題について検討を行い、主催者相互の情報交換を行いその共有化を図ると共に諸課題について調査・研究を行う。
〈具体的活動として〉
男子トーナメントにおける諸課題への取り組み。
日本ゴルフツアー機構(JGTO)との連携・支援。
ジャパンゴルフツアー規定の見直し、改正案の提案。
男子トーナメント主催者へのゴルフ関連情報・資料の提供。
女子トーナメント主催者会議
女子トーナメントの主催者・運営会社が集合し女子トーナメントの規定やその他の課題について検討を行い、主催者相互の情報交換を行いその共有化を図ると共に諸問題について調査・研究を行う。
〈具体的活動として〉
女子トーナメントにおける諸課題への取り組み。
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)との連携・支援。
JLPGAトーナメント規定の見直し、改正案の提案。
女子トーナメント主催者へのゴルフ関連情報・資料の提供。
トーナメント事業委員会
ゴルフトーナメントを運営するにあたって、主催者が直面する諸課題の改善、合理化、活性化策を研究・開発する。
〈具体的活動として〉
日頃、トーナメント主催者が抱いている課題(経費問題、ボランティア、プロアマ大会等)を研究する。
トーナメントで起こりうる様々な事故に対応しうる「ゴルフトーナメント総合補償制度」の設置。
海外のゴルフトーナメント研修の実施。
メディア・広報委員会
ゴルフトーナメントおよび関連するテーマについて情報発信・情報共有を図る。トーナメントの広報・PR活動の強化し、注目度や関心度を向上するための活動を推進する。
〈具体的活動として〉
ツアーおよびトーナメントの広報PR促進活動。
インターネット・モバイルメディアはじめ新領域メディアの研究及び活用。
会員及びゴルフ界、マスコミ関係への幅広い情報提供活動。
日本ゴルフ協会(JGA)、日本ゴルフツアー機構(JGTO)、ジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC)、日本プロゴルフ協会(PGA)、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)との広報活動連絡調整。
ルーキー・オブ・ザ・イヤーの表彰。
トーナメント放送委員会
男女ゴルフトーナメント放送を制作している全国の放送局の番組制作責任者が参加し、トーナメント放送の価値向上を目的に、情報共有・課題解決・リスク管理等により番組制作のレベルアップを目指す。
〈具体的活動として〉
トーナメント中継制作レベルアップ。
トーナメントの編成の考え方に関する検討。
インターネット事業者などへの、番組の二次利用についての協議及びガイドラインの作成。
その他、トーナメント中継に関わる事項についての対応。
国際委員会
海外のゴルフ関連情報を収集し、常にグローバルな視点でゴルフ界の情勢を把握する。
〈具体的活動として〉
海外のゴルフ関連団体の基礎情報の収集と人脈の形成。
海外に対して日本のゴルフ関連情報の提供。
海外ニーズの窓口となり、それを国内ゴルフ関連団体へ働きかける。

1991年設立以来、ゴルフトーナメントのさらなる活性化を目指し活動を続けています

日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)は、ゴルフトーナメントの振興のために男女大会主催者、テレビ局、広告会社、トーナメント運営会社など、さまざまな企業の連絡調整を図り、関係機関を支援することなどを目的に設立された一般社団法人です。

1974年、日本の男子プロゴルフツアーは、米ツアーにならったシード選手制が導入され、現行システムに通じる体制が整いました。また同年、日本プロゴルフ協会(PGA)から、女子ツアーが独立し、日本女子プロゴルフ協会(LPGA※)が発足しました。こうしたプロゴルフ組織の改編・進化を背景に、70〜80年代に日本のゴルフシーンは大きく変化。試合数、賞金総額も増加、ファンの数も右肩上がりとなり、ゴルフが新しい「プロスポーツ」としても注目されました。

当協会の前身である「日本プロゴルフ・トーナメント主催者協議会(主催協)」はすでに1972年に設立されており、試合の公認料や出場義務試合などのルール作りをPGAと交渉するなど、活動をスタートさせていました。1983年に主催協は発展的解散をし、その活動を「日本ゴルフトーナメント運営会議(JGTC)」が引き継ぎました。この頃、エントリーフィーや競技中止・短縮時の賞金支払い方法など、トーナメントの細かい規定の基礎が出来上がりました。主催協、JGTCの流れを汲み、通商産業省・文部省(現経済産業省・文部科学省)共同主管の公益法人として、1991年に発足したのが「社団法人 日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)」です。初代会長には福田赳夫氏(故人)、理事長には鳥井道夫氏(故人)が就任。2011年には内閣府の認可を受け、一般社団法人へ移行。前身となった2つの団体は主催者のみで構成されていたのに対し、GTPAはそれに加えて媒体社、広告会社、運営会社、協力会社など、トーナメントに関係する多くの企業が参加したことが大きな特徴となりました。

活動範囲はトーナメント振興に係る幅広い課題が対象となり、現在は上記のような調査・研究・啓蒙活動を行い、各専門委員会も組織され、多方面からトーナメント活性化を目指す活動に取り組んでいます。※現在の略称はJLPGA