トーナメントライブラリー女子 2014-01

ダイキンオーキッドレディス ゴルフトーナメント

3月7日~9日 琉球ゴルフ倶楽部


沖縄県の芸術文化等を支援する
オーキッドバウンティ




ダイキンオーキッドレディスでは、大会のサブタイトルに~Ever Onward with OKINAWA~をかかげ、地域と一体となった取り組みを続けている。諸見里しのぶ選手や宮里藍選手、宮里美香選手などを輩出したアマチュアゴルフ選手権大会が知られているが、その取り組みのひとつとして、今年で20年目を迎える「オーキッドバウンティ」がある。

「オーキッドバウンティ」はスポーツに限らず、沖縄県の芸術・文化・スポーツ・教育等の振興を支援することを目的として、プロアマ大会参加者の浄財と主催者の寄付金を合わせ、これまでの20年で延べ100を超える個人・団体に対し、総額1億1,820万円を贈呈している。

今年は、沖縄県内市町村海外短期留学実行委員会、珊瑚舎スコーレ、NPO法人 沖縄児童文化福祉協会、久米島紬保持団体・久米島紬事業協同組合、沖縄伝統組踊り子の会、うふだき会 小浜島ばあちゃん合唱団、スクガーを守る会、琉球交響楽団、ツール・ド・おきなわ実行委員会、仲嶺貞夫(沖縄伝統音楽筝曲)、玉城盛義(琉球舞踊)、沖縄県立美里工業高等学校 野球部および沖縄尚学高等学校 野球部の13の個人・団体に総額720万円を贈呈している。

オーキッドバウンティ贈呈式の模様。地域と一体となった活動を続けているダイキンオーキッドレディス

オーキッドバウンティ贈呈式の模様。地域と一体となった活動を続けているダイキンオーキッドレディス

タイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ

3月14日~16日 土佐カントリークラブ


家族で楽しいイベントが
今年も土佐を盛り上げた!




今年で第7回大会を迎えたヨコハマタイヤ ゴルフトーナメント PRGRレディスカップ。昨年に引き続き、高知県の土佐カントリークラブで開催し、3日間で1万人を超えるギャラリーが来場した。家族で楽しめるイベントが盛りだくさんというだけに、桂浜コース9番ホールでは、PRGRならではの“おもてなしイベント”が目白押し。「PRGR試打ブース」では、独自の機器を使ったPRGRの最新クラブの試打会。PRGRのウェアやキャップを格安で購入できる「PRGRグッズ販売コーナー」も連日大盛況。さらにギャラリーの目を引きつけたのが、地元・高知県の食の名物を取り揃えたギャラリープラザ。「うなぎ屋 きた本」のうなぎ弁当。「南国市観光協会」の米粉カレーパンや南国市特産のスウィーツを販売。他会場のギャラプラでは滅多にお目にかかれないこともあり地元のグルメにも大人気。観戦に訪れたギャラリーの胃袋を満たしていた。また、子供たちにもゴルフを体験してもらおうと打撃練習場ではLPGAの講師による「LPGAジュニアレッスン会」を実施。ゴルフのエチケットやマナー、本球を使用した基本ショットなどを学んでいた。大会は、3年連続のプレーオフの末、一ノ瀬優希選手が通算2勝目をマークした。

連日大盛況のPRGRグッズ販売 コーナー

連日大盛況のPRGRグッズ販売
コーナー


打撃練習場ではLPGAジュニアレッスン会が行われた

打撃練習場ではLPGAジュニアレッスン会が行われた

Tポイントレディス ゴルフトーナメント

3月21日~23日 若木ゴルフ倶楽部


好評のインターネット中継を
今年も実施




「Tポイントレディスゴルフトーナメント」は、今年舞台を佐賀県の若木ゴルフ倶楽部に移し開催された。佐賀県で初めての女子プロゴルフツアーの開催に注目が集まった。

晴天にも恵まれ、大勢のギャラリーの皆さんが会場に詰めかけた。来場できなかったゴルフファンの方へ向けて、昨年好評だったインターネット中継を今年も行われていた。

今年は、3日間26時間の長時間放送。出場全選手のプレーを13ホールにわたっての中継、女子プロゴルフ世界初の距離付き弾道比較システムの導入など、よりパワーアップして中継された。

昨年も実施したギア情報では、10名程度の選手のギア紹介に成功、優勝決定後の優勝選手の裏話などトーナメントの裏側まで、多彩なコンテンツが繰り広げられた。

尚、大会は昨年度賞金女王の森田理香子選手が抜け出し、今季初優勝。2年連続の賞金女王へ向けて幸先のいいスタートを切った。

昨年に引き続き実施されたインターネット中継。4人のコメンテーターが3日間の中継を盛り上げた

昨年に引き続き実施されたインターネット中継。4人のコメンテーターが3日間の中継を盛り上げた

アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI

3月28日~30日 UMKカントリークラブ


「みらいをつくろう!」をコンセプトに
子供達の未来に夢を繋ぐ第2回大会開催




満開の桜の中で開催された第2回アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI。

初日にはアマチュアの柏原明日架さんがホールインワンを達成し、主催者から賞金30万円と宮崎牛1kgが贈られた。これは2012年にルール改正が行われアマチュアでも賞金等が受け取れるようになってから2例目、LPGAツアー通算では13番目の記録となった。そしてその後に生まれた大記録が下川めぐみ選手の2年連続同一トーナメント同一コース同一ホール(2番ホール)でのホールインワン。これはLPGAツアー初の記録となり同様に賞金と宮崎牛を獲得した。

大会は地産地消を掲げ運営を行っているが、昨年の第1回大会の地元に与えた経済効果は約40億円にのぼり、今大会ではギャラリープラザへの出展店舗数が増加するなど大いに盛り上がりを見せた。また今年は1番ティーの後方に432席のスタンドを、そして18番グリーン脇には312席のスタンドを設置するなど、設備面でも更なる強化が図られていた。

そして試合は一打ビハインドで最終18番を迎えた20歳の渡邉彩香選手がチップインイーグルを決めて大逆転、嬉しいツアー初優勝を飾った。一時は6打差まで開いた藤田幸希選手との差を終盤の3ホールでバーディー、バーディー、イーグルと4つ縮めての大逆転であった。

LPGAツアー初の記録を叩き出した 下川めぐみ選手

LPGAツアー初の記録を叩き出した
下川めぐみ選手


渡邉彩香選手が大逆転イーグルでツアー初優勝を飾った

渡邉彩香選手が大逆転イーグルでツアー初優勝を飾った

ヤマハレディースオープン葛城

4月3日~6日 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース


会場内のカフェ・ネスカフェ・サテライト・
スタジオでインターネットライブ放送を配信




「ヤマハレディースオープン葛城」では、インターネットライブ放送を大会期間中4日間生中継で放送した。ライブ放送の拠点となっていたのが、葛城ゴルフ倶楽部 山名コース10番ティーグラウンド近辺に配置されていた“カフェ・ネスカフェ・サテライト・スタジオ”だ。これまでのテレビ中継やインターネット中継などの放送席では、会場に来ているギャラリーの方が、解説やスタジオゲストの会話内容を聞くことが出来なかったが、今回の“カフェ・ネスカフェ・サテライト・スタジオ”はいわば『公開生放送』。

放送席を観覧することが出来るだけでなく、解説とスタジオゲストとのやりとりも聴くことが出来る国内ゴルフツアー初の試みとして行われていた。

尚、大会はアンソンジュ選手と吉田弓美子選手の実力者同士が、最終ホールまでもつれる大熱戦を繰り広げた。吉田弓美子選手の最終ホールでの痛恨のボギーにより勝負は決し、アンソンジュ選手がツアー通算14勝目を成し遂げた。

10番ティーグラウンド近辺に配置されたインターネット用スタジオ 「カフェ・ネスカフェ・サテライト・スタジオ」

10番ティーグラウンド近辺に配置されたインターネット用スタジオ
「カフェ・ネスカフェ・サテライト・スタジオ」

スタジオアリス 女子オープン

4月11日~13日 花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース


夢見るのはプロだけじゃない!



家族の夢、こどもたちの未来を応援する企業、株式会社スタジオアリスはゴルフトーナメントを通じて社会に貢献できることを考え、ジュニア世代の育成など様々な催しを実施している。その一つとして今年も本大会の開催に先立ち、LPGAツアーで唯一の小学生競技部門『スタジオアリス女子オープンジュニアカップ』を開催。「夢見るのはプロだけじゃない!」をテーマに今年で7回目を迎え、各5クラスの優勝者は本大会表彰式で女子プロ選手とともに表彰された。

大会2日目の競技終了後には、憧れの女子プロ選手との交流イベントが開催され、子ども達のアンケートから今年はイボミ選手が参加。質問コーナーや、記念撮影・サイン会などが実施され、一流プロとの貴重な時間を過ごした。

また、今季からスタジオアリスと所属契約を結んだ吉野茜選手が見事予選を突破し、最終日をチップインバーディーで締めくくり、詰めかけた大勢のギャラリーを盛り上げた。
試合は、これまで最終日・最終組を12回経験していたリエスド選手が最終18番で6メートルのバーディーパットを沈め、悲願の初優勝を見事な逆転劇で飾った。優勝スコアの通算9アンダーはトーナメントレコードも更新した。

イボミ選手との交流イベントを楽しむジュニアカップ優勝者

イボミ選手との交流イベントを楽しむジュニアカップ優勝者

KKT杯 バンテリンレディスオープン

4月18日~20日 熊本空港カントリークラブ


15歳のアマチュア勝みなみ選手が
史上最年少での優勝を達成!!




今季から賞金総額が1億円にスケールアップし、優勝賞金も1,800万円に増額され開催された。

昨年賞金女王の森田理香子選手や今季ツアー2勝目を飾った地元熊本出身の一ノ瀬優希選手、ツアー屈指の飛距離で今季ツアー初優勝を果たした渡邉彩香選手などの賞金ランキング上位陣、今大会のホステスプロで米ツアー参戦2年目の有村智恵選手など豪華な顔ぶれで「火の国」熊本屈指の難コースを舞台に熱戦が繰り広げられた。

大会初日から注目を集めたのは、鹿児島高1年アマチュアの勝みなみ選手。初日66の6アンダー首位タイでスタートすると、2日目も71と順調にスコアを伸ばし、最終日は、トップと1打差の7アンダーでスタート。並み居るトッププロとの大混戦の中、プレッシャーを感じさせないプレーで序盤からスコアを伸ばし5バーディー、1ボギーでこの日もベストスコア68で回り、通算11アンダーとして史上4人目のアマチュア優勝を達成。LPGAツアーの最年少優勝記録を更新する15歳293日での快挙を成し遂げた。

LPGAの小林浩美会長は「すごい。自分がやるべきことを徹底している。」と称賛。一方で「数字には表れなかったがプロも最後まで意地を見せて戦ったと思います。」とコメント。

史上4人目のアマチュア優勝、ツアー最年少記録更新と大会トーナメントレコード更新と文字通り記録にも記憶にも残る歴史的な1日となった。

全国有数のゴルフ王国熊本で開催される年に1度のゴルフトーナメント。3日間延べ15,000名を超えるギャラリーが来場し、会場内で盛上りを見せた。ギャラリープラザでは、地元B級グルメの販売や興和ブースでのバンテリン商品サンプリング、豪華商品が当たる優勝者当てクイズ、お楽しみ抽選会など多くのイベントが開催され賑わいを見せていた。

歴史に残る大偉業を達成した勝みなみ選手

歴史に残る大偉業を達成した勝みなみ選手


興和ブースではバンテリン商品のサンプルが配布された

興和ブースではバンテリン商品のサンプルが配布された

フジサンケイ レディスクラシック

4月25日~27日 川奈ホテルゴルフコース 富士コース


“川奈の女王”は
台湾のフェービー・ヤオ選手




第33回大会となる本大会は、川奈ホテルに会場を移して10回目の開催となった。舞台である川奈ホテル富士コースは、米国の「ゴルフマガジン」誌が2年に一度選定する“Top 100 Courses in the world”の常連で、2013年度は第71位に選ばれ、日本を代表する名コースである。昨年からコースの海側の樹木の伐採や剪定を進め、新しい川奈の風景の中での“川奈の女王”を決める戦いは、台湾のフェービー・ヤオ選手が、最終日に7連続バーディーなどで追いかけた比嘉真美子選手らを振り切り、日本ツアー参戦3年目に来日初優勝を飾った。ギャラリーは好天に恵まれた3日間を通して川奈スタイルの観戦術でトーナメントを楽しんでいた。ギャラリープラザの「伊東市・川奈ホテルブース」では、伊東市の観光案内や貴重な写真・資料で川奈ホテルとゴルフコースの紹介があり、伊東市福祉基金に寄付されるチャリティコーナーには多くのギャラリーが参加し、LPGAジュニアレッスン会には地元のジュニアを中心に大勢のゴルフキッズが汗を流していた。地元の素晴らしいボランティア、伊東市を始めとする地域との強いコミュニティーと絆を感じさせるトーナメントであった。

“川奈の女王”を戴冠したのは台湾の フェービー・ヤオ選手

“川奈の女王”を戴冠したのは台湾の
フェービー・ヤオ選手


「伊東市・川奈ホテルブース」には貴重な楽しい資料や写真が沢山展示されていた

「伊東市・川奈ホテルブース」には貴重な楽しい資料や写真が沢山展示されていた

サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント

5月2日~4日 鶴舞カントリー倶楽部 西コース


スーパーアマチュアがプロを相手に
どんなゴルフを見せてくれるのか




5回目を迎えた『サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント』。今年は、コースをこれまでの東コースから西コースに移し開催された。

今年の「サイバーエージェント レディス」はアマチュアの躍進の大会となった。先の大会でツアー最年少優勝を飾ったアマチュアの勝みなみ選手が優勝後に初めて出場ということもあり、会場には多数のメディアが集まった。更に、森田遥選手、堀琴音選手のアマチュア選手2名が首位タイで最終日最終組を回るというLPGAツアー初の快挙もあり、記録づくめの大会となった。優勝は、一ノ瀬優希選手がプロとしての意地を見せ、最終日最終ホールの劇的イーグルで優勝。早くも今シーズン2勝目を成し遂げた。

最年少優勝を飾ったアマチュアの勝みなみ選手に注目が集まった

最年少優勝を飾ったアマチュアの勝みなみ選手に注目が集まった


ギャラリープラザの人気イベントパターゴルフゲーム

ギャラリープラザの人気イベントパターゴルフゲーム