GreenKeeper’s Voice 2014-03
大会では数々のドラマを生んできたヨネックスCCの18番ホール
今年で開場19年を迎える新潟県長岡市寺泊にあるヨネックスカントリークラブは、佐渡を望む大自然を利用した丘陵、林間コースです。
ヨネックスレディスを開催して今年で16回目をむかえますが、5年前までは8月下旬に開催をしており、新潟特有の蒸し暑い猛暑の中の刈込、肥培管理、散水、転圧等、コースメンテナンスには、大変苦労をしましたが今振り返るとこれが夏越に大変役立っております。
開催時期が6月に変更されて気候的に最高の環境で開催を迎えることができると思っておりましたが、冬期間日本海側特有の雨と雪により晴天に恵まれず、雪融け時の排水不良が芝の育成に大きく影響するため、晩秋から暗渠工事を行っております。
また近年の異常気象による大雪や低温による凍害等、毎年芝の立ち上がり(特に日本芝)が安定せず苦労をしておりますが、スタッフ全員が一丸になりギャラリーの皆様に感動を与えられる、コースコンディションに仕上げ、新潟の初夏の風物詩になれるようなトーナメントにして行きたいと思います。
ヨネックスカントリークラブ
グリーンキーパー
緑川 徳男