GreenKeeper’s Voice 2015-7
当コースは、伊勢湾と三河湾を隔てる知多半島の南に位置し、四季の自然の恵みに抱かれながらのゴルフプレーに優雅なリゾートの味わいもプラスしたコースとなっております。
2007年からは、当コースでマンシングウェアレディース東海クラシックを毎年９月に開催しています。近年の異常気象に対応する為に施肥・施薬管理、更新作業などに重点を置いて、丈夫で健全な芝生を作るように心掛けています。
この地域の特徴として、夏場の高い気温と降水量が非常に少ない為に散水作業と水源の確保に毎年苦労しています。また、根が浅くなり散水によって柔らかくなったグリーンのコンパクションを上げる為に暑さが少し落ち着いた頃から細かい砂を少量多回数で行ったり、細心の注意を払いながら刈高を下げていったりと毎年トーナメント開催まで時間との闘いです。猛暑の年には予定していた作業を行うことが出来ない時もありました。
選手の方々に公平にプレーしてもらえるコースを提供する為に、コース管理スタッフは日々作業に取り組んでいますので綺麗に仕上げたコースに一度足を運んで頂きたいと思っています。
新南愛知カントリークラブ 美浜コース
グリーンキーパー 吉田憲司
クラブハウスの向こうには伊勢湾を望む
新南愛知カントリ—クラブ美浜コース18番ホール
