GreenKeeper’s Voice 2016-03
当倶楽部でニチレイレディスが開催されるようになって今年で7年目となります。トーナメントが梅雨の時期と重なり開催当初はバンカーの水溜り、
Fwの排水不良個所など対応に追われる毎日でした。
その後バンカー排水工事、春の更新作業にFwをφ20mmでコア抜き、目砂散布等を行い、改善がみられてきました。今後もこの作業を継続し良好なコンディションを維持していきたいと思います。
例年1,2月は最低気温が氷点下になる日が多々有り、スタッフ総出でシートを引く様はこの時期ならではの光景です。通常の業務に加えての作業ですが、グリーンの防寒はお客様に気持ち良くプレーしていただく為にも朝、夕の必須作業です。
今年も6月にニチレイレディスが開催されますが、昨今の気象状況を考えると春の更新作業で、梅雨から夏の猛暑を乗り切れるグリーンに仕上げられるかが、決まってくると思います。最近は1グリーンのためコアリングしないコースも有りますが、
2グリーンの利点を生かし気温と芝の状態を見ながら、更新作業を行っていきたいと思います。
袖ヶ浦カンツリー倶楽部 新袖コース
グリーンキーパー
嶋村 晃