GreenKeeper’s Voice 2017-01

201701_tn03

グランフィールズカントリークラブ6番ホール

グランフィールズカントリークラブでは、2016年より「サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント」が開催されています。初めての開催で慌てることも多くありましたが、コース管理、クラブハウススタッフ共々全力で取り組み、天候にも恵まれ何とか無事に終えることができました。皆の頑張りに、自分自身引っ張ってもらった気がします。感謝の言葉しかありません。当コースでは7年前より、グリーンの年2回の更新作業時に微生物資材を施しています。グリーンの根圏、ルートマットがコントロールできるようになり、年間を通じて良好な透水性を維持することができました。それにより、秋の長雨、日照不足等ベントに対しての天候不良のなかでも、芝密度の低下を最小限に抑え乗り切ることができました。また、グリーンの薄目砂がコンパクションに反映されやすくなり、ローラーでの転圧を行わなくても22~23のコンパクションを維持できています。そのため、トーナメントでは頑張りすぎ、コンパクションの上がりすぎを指摘されたことは反省点ですが…。昨年今年に分け、全バンカーの砂の入れ替え及び排水工事を実施しています。7Hのショ-トホールのアプローチの改修工事も終え、プレーコンディションも向上し、メンバーの皆様にもよろこんで頂いており、大会としてもより良いものとなるよう期待しています。最後になりましたが、2017年の大会もトーナメントプロデューサー、LPGAの皆様の指導を頂きながら、皆に満足して頂ける大会になるよう、スタッフ一同努力してまいります。


グランフィールズカントリークラブ グリーンキーパー
和田 泰彦