GreenKeeper’s Voice 2017-07

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大会期間中もメンテナンス作業はしっかりと行われていた

千葉カントリークラブ梅郷コースでは2016年に続いて2回目となる2017年パナソニックオープンが4/20~4/23まで開催されました。関東地区で4月のトーナメントとなると日本芝の春の立ち上がりが一番心配になるところです。2016年は例年より暖かく、初めて行う時期のトーナメントとしては無事にできたと思います。2017年は、昨年の気になった所を改善できたら良いなと思い作業をしてきました。しかし、今年の3月から4月上旬にかけて朝は低温が続き、なかなか芝が動かない状態でした。ラフも大会直前でも生育してこない状態で苦労しました。グリーンは昨年よりも良いコンディションを作れたかなと思います。雨が降ってもコンパクションが緩むこともなく山中式で24~25が出ました。

日頃から芝のメンテナンスだけではなく、樹木の手入れなど多種にわたる作業の中、お客様に満足していただけるコンディション作りを心がけ、作業に取り組んでいるつもりです。


千葉カントリークラブグリーンキーパー
鈴木 進