GreenKeeper’s Voice 2018-11

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大会直前までスタッフ一丸となってコース整備が行われた

今回、アジアパシィックオープンゴルフチャンピオンシップダイヤモンドカップを開催する事になりました。

武蔵カントリークラブとしては9年ぶり、笹井コースとしては、前回開催した日本女子オープンから24年ぶりとなります。

何としても成功させたいという思いで準備に入りました。9月開催という事で、まず頭に浮かんだのは、どんな夏になるのか、涼しい夏であって欲しいと思いながら、グリーンの夏越作業を中心に行いました。

私の思いとは裏腹に梅雨に入ったと思ったら、6月下旬に梅雨が明けました。それからは猛暑日の連続で、キーパーになって今まで経験した事のない夏になり、とにかくベントグリーンを持たせようと日々グリーンの変化を見ながら、手散水を中心にスタッフ全員で頑張り、今年の酷暑を乗り切れたかなと思ったら、9月になっていました。そしてコース課全員真っ黒に日焼けしていました。フェアウェイ・ティーインググラウンド・ラフは、順調に作業が進み要望に沿った仕上がりになったと思います。

また、グリーンは9月になり、目砂、転圧、刈込を少しずつ行い、やっとトーナメント直前にスピード11前後、コンパクション21前後になり当初の目標には達しませんでしたが、スタッフ全員ひと夏本当に良く頑張ってくれたと、感謝しています。

このような、プロトーナメントは初めてのスタッフが多く、大変良い経験をさせて頂きました。今後のコースメンテナンスに生かし素晴らしいコースに仕上げて行きたいと思います。


株式会社武蔵カントリー倶楽部
取締役 スーパーインテンデント
大久保 慎也