年頭所感 2022

2020 ツアー開幕へ向けて…

新年明けましておめでとうございます。日本ゴルフトーナメント振興協会は昨年3月、創立30年を迎えました。これもひとえにゴルフトーナメント主催者をはじめ、会員各社の皆様やゴルフトーナメントに携わる関係者の皆様によるご支援ご協力の賜物と、心より御礼申し上げます。

昨年はゴルフ界にとって明るい話題が続いた一年でした。松山・笹生両選手のメジャー優勝、稲見選手の東京オリンピック銀メダル獲得、中島選手がアマチュアとして史上5人目のツアー優勝を果たすなど、日本人選手が国内外の舞台で大活躍した年になりました。

弊協会は他のゴルフ関連4団体(JGA・PGA・ JGTO・JLPGA)をはじめとする関係各団体との密な連携を通じて、これからのゴルフトーナメントの在り方を考え、共有していくことがより重要な責務だと考えています。

男女ともゴルフトーナメントの課題はたくさんあります。周囲の環境がどんどん変化していく中、より良いゴルフトーナメントを開催していくためには、主催者とゴルフ関連団体がしっかりと向き合い、十分な会話や協議をすることが必要だと考えます。お互いが納得した上で開催されることで、ファンにとって魅力的なトーナメントが実現すると考えます。弊協会は主催者及び関係者の皆様への情報発信や情報共有を行い、主催者とゴルフ関連団体との調整役として皆様のサポートを行っていきます。

トーナメントとメディアの在り方も、変化させなければなりません。従来の地上波・BS・CSの放送だけでなく、ネット配信を活用したトーナメントが増加しています。ファンの皆様のメディア接触方法も大きく変化している中、放送だけ、ネット配信だけ、という発信方法よりもそれぞれの特性や役割を理解した ハイブリッドの発信方法で、一人でも多くのファンに 視聴して頂き、感動してもらうことが重要だと考えます。

今年も他のゴルフ関連団体と共に、ゴルフトーナメントにおける新型コロナウイルス対策ガイドラインを改訂し、皆様が安心・安全なトーナメントを開催できるためのお手伝いを行っていきます。

設立30年を無事に迎え、新たな気持ちで会員の皆様やゴルフ関連団体と共にファンや選手、会員の皆様が満足して頂けるクオリティの高いゴルフトー ナメントを目指して尽力していきたいと考えています。 引き続き会員の皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

一般社団法人 日本ゴルフトーナメント振興協会

理事長大森 壽郎