GTPA理事長就任に あたって・・・
このたび、2月27日に開催された一般社団法人日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)の定時総会、臨時理事会において、皆様方よりご推挙いただき、理事長に就任いたしました。日枝久前理事長が、3期6年にわたり専心務められた後をお引き受けすることとなり、私にとりましては大変な重責であり、身の引き締まる思いです。
1991年、故鳥井道夫氏(当時サントリー(株)副社長)が初代理事長に就任以来、GTPAは24年間ゴルフトーナメント界の振興発展をめざし活動してまいりましたが、私自身も2006年より副理事長として微力ながらお手伝いさせていただきました。
ゴルフ界においてその発展の推進役を果たしているのがトーナメントですが、わが国ではその大部分は「スポンサードトーナメント」として開催されています。更に、その中で生じた様々な課題や取り組むべきテーマについて、個々のスポンサーのみの対応では自ずと限界があり、関係者の方々が力を合わせて発展・解決の方向を見出すことが必要とされています。
国内ゴルフ市場の伸び悩み、一方、トーナメントの国際化や、2020東京オリンピックなど、課題・テーマは多々ありますが、JGTO、LPGAほかJGA、PGAなど関係各位と緊密に協議しながら、当協会の持てる力を最大限に発揮していくことが責務と考えております。
日本のゴルフトーナメント界の振興発展と、当協会の更なる強化に向けて、全力を尽くし取りくんでいく所存でございますので、会員はじめ関係各位の一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。
最後になりましたが、永年にわたりご尽力を賜りました、日枝久前理事長に心から感謝を申し上げます。
一般社団法人 日本ゴルフトーナメント振興協会
理事長 夏目 和良
夏目和良(なつめかずよし)
1941年生まれ。愛知県出身。1965年中部日本放送(株)入社。テレビ営業局長、常務取締役を経て2003年代表取締役社長、2008年代表取締役会長、2014年より中部日本放送(株)・(株)CBCテレビ取締役相談役。中日クラウンズ実行委員長。