ルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞者 川村昌弘選手インタビュー
積極的に海外の試合も視野に。
メジャー競技にも
挑戦の意欲を見せる。
昨年は若手プロとして注目を集める中、初優勝を決めた他、三井住友VISA太平洋マスターズの2位タイを含む
トップ10フィニッシュを5回。フェアウェイキープ率は1位とするなど、
非凡さを十分に発揮しての受賞となった。
―受賞してどんな気持ちですか?
このような歴代のすごい先輩方が受賞されている賞をいただけて光栄ですし、大変嬉しく思っています。
―昨シーズンを振り返って如何ですか?
去年の前半戦は苦しい戦いではあったのですが後半戦から初優勝を含めて、いいプレーを沢山することが出来たので満足しています。
―フェアウェイキープ率も1位でしたね。
狙っていた訳ではないですが結果的に1位になれたことはすごく嬉しいです。何でも1位というのは嬉しいです。
―すでにハワイでのソニーオープンに出場されていますが今シーズンの目標は?
今シーズンは昨年優勝したパナソニックオープンの特典といいますか、アジアツアーのシード権をもらう事が出来たので日本の試合の空き週に積極的に海外の試合にもトライしていきたいと思っています。
―優勝回数など具体的な目標は?
去年初優勝する事が出来たので今年も1勝、あわよくばチャンスがあれば2勝というように積み重ねていければ最高だろうと思います。
―海外ツアーについては如何ですか?
去年もメジャーの全米、全英の予選会にはトライしたのですが、あと少しのところで行けなかったので、今年も挑戦して海外メジャーにも出てみたいと思っています。頑張りたいです。
―今年、ルーキー・オブ・ザ・イヤーは4名受賞です。同世代の選手達の活躍は刺激になりますか?
もう一人の松山さんは、ずば抜けているので何とも言えないですが、離されていかないように頑張っていきたいと思います。
―ゴルフを始めたきっかけは?
父親に練習場に連れて行ってもらった事がきっかけです。
―プロになろうと決心した時はどんなタイミングですか?
5歳くらいからゴルフを始めて小学校1年生の夏頃です。2年生の時にはプロゴルファーになると言って練習をしていました。小学校の卒業式では父兄の前でもプロゴルファーになると言いました。なりたいとかではなく「僕は将来世界に通用するプロゴルファーになります」と言っていました。失笑でしたけどね(笑)。その時、親は恥ずかしかったと言っていました(笑)。決心したのは早かったですね。
―目標とする選手またはライバルはいますか?
目標とする選手は、昔からいませんでした。ライバルは試合に出ている選手全員と勝負ですから、あまり気にした事はないです。逆にいつの日か誰かに目標とされたら良いかと思っています。
―まもなく2014年ツアー開幕ですが、今年はどんな練習に力を入れていますか?
まだ海外などは行っていませんし、日本でも特には調整などをしていませんが、これからフロリダの方に行ってゴルフをしっかり練習しようと思っています。
―将来のオリンピックについてはどうですか?
元々、全英オープンなどが第一の目標で自分がゴルフを始めた時はオリンピックの種目にはなかったので、正直ピンときてませんでした。でもオリンピック種目となって、リオの次は東京ですし、会場が霞ヶ関でジュニアの時からやっていた所ですから、そこでは是非プレーしてみたいです。