2011年度 GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー / 特別賞
日本ゴルフトーナメント振興協会では、1998年より、ゴルフトーナメント界の活性化のためには若手選手の育成が重要であると考え、『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』として、選考基準に該当するプロの中から同賞に最もふさわしいプロを選出、表彰し、その功績を讃えると共に更なる活躍を促しています。
●「GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー」選考基準
『男子はツアープロに転向してから、女子はプロテスト合格後またはプロテスト合格者以外ではじめにTPD登録をした者でそれぞれ「最長2シーズン以内(海外ツアーを含む)、但し初年度は全試合数の三分の一以内の出場であれば、その年は含まない」且つその年度の「来季」シード権獲得者の中から」、人格面並びにマナー、エチケット、将来性を加味して選考する。』
●「GTPA特別賞」について
当該年度において、めざましい活躍とゴルフトーナメントの振興・発展に寄与された選手を表彰。
2011年シーズンは黄 重坤選手を選考いたしました。また、GTPA特別賞には松山 英樹選手を選考いたしました。
2011年度 GTPA ルーキー・オブ・ザ・イヤー表彰選手
- 受賞者
- 黄 重坤 (Jung-Gon HWANG)
- プロフィール
- ●1992年5月16日生 19歳
- ●韓国出身(出身校:楽生高校)
- ●プロ転向 2009年
- 実績
- ●獲得賞金総額
- 2011年度 35,774,105円/ 27位
- ●主な戦績(2011年度)
- つるやオープン15位T
- ~全英への道~ ミズノオープン優勝
- フジサンケイクラシック11位T
- コカ・コーラ東海クラシック13位T
- キヤノンオープン7位T
- ゴルフ日本シリーズ7位T
- ●受賞理由
- ファイナルQT5位でツアーデビューし、8試合目でツアー初優勝。10代でのツアー優勝は石川遼選手に次ぐ史上2人目。 初優勝のミズノオープンは最終組の石川遼、金庚泰、裴相文の賞金王を相手に堂々の逆転勝利。その後も安定した力を発揮し、デビュー年で賞金ランク27位という成績を残し、来季の更なる飛躍を予感させた。
2011年度 GTPA 特別賞 表彰選手
- 受賞者
- 松山 英樹 (Hideki Matsuyama)
- プロフィール
- ●1992年2月25日生 19歳
- ●愛媛県出身(出身校:東北福祉大学2年生)
- 実績
- ●主な戦績(2010年度)
- アジアアマチュア選手権優勝
- 日本オープンゴルフ選手権3位T
- ●主な戦績(2011年度)
- 米ツアー/マスターズ(ローアマチュア獲得)27位
- サン・クロレラクラシック6位T
- アジアアマチュア選手権優勝
- 日本オープン44位T
- 三井住友VISA太平洋マスターズ(ローアマチュア獲得)優勝
- ダンロップフェニックス43位T
- ●受賞理由
- アジアアマチュア選手権優勝者としてメジャー初参加のマスターズでは日本人最年少で決勝Rに進出、27位でローアマに輝く。震災を乗越えての参加とその活躍は世界中を沸かせ、日本に勇気を与えた。そして、史上3人目のアマチュアのツアー優勝となった三井住友VISA太平洋マスターズでの戦いぶりはトーナメント界の振興と発展に大きな寄与と貢献をした。