2012年度 GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー
日本ゴルフトーナメント振興協会では、1998年より、ゴルフトーナメント界の活性化のためには若手選手の育成が重要であると考え、『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』として、選考基準に該当するプロの中から同賞に最もふさわしいプロを選出、表彰し、その功績を讃えると共に更なる活躍を促しています。
●「GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー」選考基準
『男子はツアープロに転向してから、女子はプロテスト合格後またはプロテスト合格者以外ではじめにTPD登録をした者でそれぞれ「最長2シーズン以内(海外ツアーを含む)、但し初年度は全試合数の三分の一以内の出場であれば、その年は含まない」且つその年度の「来季」シード権獲得者の中から」、人格面並びにマナー、エチケット、将来性を加味して選考する。』
●「GTPA特別賞」について
当該年度において、めざましい活躍とゴルフトーナメントの振興・発展に寄与された選手を表彰。
2012年シーズンは藤本 佳則選手、斉藤 愛璃選手、成田 美寿々選手を選考いたしました。※GTPA特別賞は本年度選出されませんでした。
2012年度 GTPA ルーキー・オブ・ザ・イヤー
- 受賞者
- 藤本 佳則 (Yoshinori Fujimoto)
- プロフィール
- ●1989年10月25日生 23歳
- ●奈良県出身(出身校:東北福祉大学)
- ●プロ転向 2011年
- 実績
- ●獲得賞金総額
- 2012年度 88,659,122円/ 5位
- ●主な戦績(2012年度)
- 東建ホームメイトカップ7位
- とおとうみ浜松オープン2位
- ダイヤモンドカップ6位T
- 日本ゴルフツアー選手権優勝
- 三井住友VISA太平洋マスターズ3位
- カシオワールドオープンゴルフ3位T
- ●受賞理由
- 日本タイトルのツアー選手権での優勝は、開幕戦デビュー5戦目での初VでJGTO発足以来の最速Vタイ記録、本大会の最年少V、ルーキー年のメジャータイトル獲得は史上初などの記録となり、大きな話題となった。その後も優勝争いに加わり、ルーキー年で賞金ランク5位と大活躍した。
2012年度 GTPA ルーキー・オブ・ザ・イヤー 表彰選手
- 受賞者
- 斉藤 愛璃 (Airi Saito)
- プロフィール
- ●1989年12月6日生 23歳
- ●神奈川県出身(出身校:厚木北高等学校)
- ●LPGA入会期 2011年8月1日 83期生
- 実績
- ●獲得賞金総額
- 2012年度 20,839,410円/ 44位
- ●主な戦績(2012年度)
- ダイキンオーキッドレディス優勝
- ニチレイレディス37位T
- CAT Ladies7位T
- ニトリレディス38位T
- ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン15位T
- マスターズGCレディース33位T
- ●受賞理由
- 前年のプロテスト合格者が翌年の開幕戦で優勝するのはLPGAツアー史上初の快挙。プロ9試合目での初Vとなった斉藤選手は、実力者相手のプレーオフでの戦いぶりと笑顔で多くのゴルフファンを魅了した。以降、多くのファンを獲得し、ツアー開幕からの盛り上げとギャラリー動員に大いに貢献した。
2012年度 GTPA ルーキー・オブ・ザ・イヤー 表彰選手
- 受賞者
- 成田 美寿々 (Misuzu Narita)
- プロフィール
- ●1992年10月8日生 20歳
- ●千葉県出身(出身校:日本体育大学在学中)
- ●TPD単年登録 QT26位
- 実績
- ●獲得賞金総額
- 2012年度 31,771,558円/ 27位
- ●主な戦績(2012年度)
- 日医工女子オープン8位T
- CAT Ladies14位T
- ゴルフ5レディス13位T
- マンシングウエアレディース東海クラシック9位T
- 富士通レディース優勝
- マスターズGCレディース6位T
- ●受賞理由
- 日体大1年時にプロテスト合格ならず、QTに挑んだ結果の単年登録として参戦。富士通レディースでの5打差からの逆転優勝は20歳6日と史上6番目の年少記録となった。オリンピックでの金メダルが目標という成田選手のダイナミックなゴルフは、多くのゴルフファンの声援を受け、シーズンを通して安定した力を発揮している。