2015年度 GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー / 特別賞
日本ゴルフトーナメント振興協会では、1998年より、ゴルフトーナメント界の活性化のためには若手選手の育成が重要であると考え、『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』として、選考基準に該当するプロの中から同賞に最もふさわしいプロを選出、表彰し、その功績を讃えると共に更なる活躍を促しています。
●「GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー」選考基準
『男子はツアープロに転向してから、女子はプロテスト合格後またはプロテスト合格者以外ではじめにTPD登録をした者でそれぞれ「最長2シーズン以内(海外ツアーを含む)、但し初年度は全試合数の三分の一以内の出場であれば、その年は含まない」且つその年度の「来季」シード権獲得者の中から」、人格面並びにマナー、エチケット、将来性を加味して選考する。』
●「GTPA特別賞」について
当該年度において、めざましい活躍とゴルフトーナメントの振興・発展に寄与された選手を表彰。
2015年シーズンは今平 周吾選手、藤田 光里選手を選考いたしました。また、GTPA特別賞には表 純子選手&表 広樹さんを選考いたしました。
2015年度 GTPA ルーキー・オブ・ザ・イヤー表彰選手
- 受賞者
- 今平 周吾 (Shugo Imahira)
- プロフィール
- ●1992年10月2日生 23歳
- ●埼玉県出身(出身校:東京国際大学)
- ●プロ転向 2011年12月5日
- 実績
- ●獲得賞金総額
- 2015年度 45,2577,908円/ 24位
- ●主な戦績(2015年度)
- ~全英への道~ミズノオープン5位
- 日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ16位T
- 長嶋茂雄INVITATIONAL セガサミーカップゴルフ2位
- アジアパシフィック ダイヤモンドカップ11位
- ダンロップフェニックス4位T
- ●受賞理由
- 中学で関東ジュニア2勝、高校1年時は日本ジュニアで松山英樹との最終日最終組対決を制し優勝。翌年からIMGアカデミーで腕を磨き、帰国後19歳にプロ転向。実質デビュー2年目の2014年にチャレンジツアー賞金王になり、今年はレギュラーツアーで何回も優勝争いを演じ、日本シリーズにも出場。これからの若手トッププロとしての活躍が期待される。
2015年度 GTPA ルーキー・オブ・ザ・イヤー 表彰選手
- 受賞者
- 藤田 光里 (Hikari Fujita)
- プロフィール
- ●1994年9月26日生 21歳
- ●北海道出身(出身校:飛鳥未来高等学校)
- ●LPGA入会期 2013年8月2日
- 実績
- ●獲得賞金総額
- 2015年度 47,838,923円/ 18位
- ●主な戦績(2015年度)
- スタジオアリス女子オープン2位
- KKT杯バンテリンレディスオープン 4位T
- フジサンケイレディスクラシック優勝
- サイバーエージェントレディス6位T
- ゴルフ5レディス5位T
- ●受賞理由
- 2013年デビュー年のQTを1位通過し、新人戦で優勝。14年シーズンは最終日最終組を3回経験。今シーズンは待望の初優勝を果たし、目標として挙げたツアー優勝、ランク25位以内、シード権獲得を達成した。実力を備えた人気プロとして応援するファンも多く、試合会場では大勢のギャラリーに取り囲まれている。これからの若手人気トッププロとしての活躍が期待される。
2015年度 GTPA 特別賞 表彰選手
- 受賞者
- 表 純子(Junko Omote) & 表 広樹(Hiroki Omote)
- プロフィール
- ●1974年2月2日生 41歳
- ●広島県出身(出身校:広島市立広島商業高等学校)
- ●LPGA入会期 1996年9月1日(68期生)
- 実績
- ●獲得賞金総額
- 2015年度 47,470,298円/ 26位
- ●履歴
- 1997年のデビューから3年間のレギュラーツアー最高順位は12位Tが2度。01年に8年近い交際を経て、当時所属コースの職員だった夫・広樹氏と入籍し、翌02年から夫婦でツアー転戦。頼もしいキャディーを得て、シード入りを実現。以降、2位が11回とシルバーコレクターと呼ばれることもあったが、05年には念願の初優勝を果たし、夫・広樹キャディーとの熱く抱き合っての感涙に、ギャラリーも関係者も強く胸を打たれた。※ツアー通算4勝
- ●受賞理由
- 2011年の開幕戦から数えて155試合、棄権も失格も休みもなくLPGAツアーの連続出場最多記録を更新した。夫・表広樹キャディーもこの間の試合でバッグを担ぎ、力強くサポートを続けてきた。この記録の価値は出場資格の厳しい大会を全てクリアしてきたことで、抜群の安定度と万全の体調管理なくしては成しえない。今も尚、記録更新を続ける二人の偉業を表彰する。