JGTOチャレンジトーナメント、LPGAステップ・アップ・ツアー、レジェンズツアー
男子の2部ツアーであるチャレンジトーナメントは、2014年は全部で16試合が行われ、2勝を挙げた今平周吾選手がチャレンジ賞金王に輝いた。これにより今平選手は、来年1年間のツアー出場権を獲得した。また、チャレンジ賞金ランキング2位の甲斐慎太郎選手から9位の秋吉翔太選手までが来年のツアー前半戦の出場優先権(第1回リランキングまで)を獲得した。
一方、女子の2部ツアーであるステップ・アップ・ツアーは、12試合が開催された。ステップ・アップ・ツアーには、男子のように賞金ランキングによる翌年のレギュラーツアーへの出場資格はないが、優勝すればすぐにツアー4試合の出場資格を得ることができる。今年の優勝者の名前を見れば、堀琴音選手、香妻琴乃選手、北村響選手などジュニアのころから活躍をしていた選手が目立つ。特に堀選手のABCレディースでの優勝は、プロテスト受験直前のアマチュアとしての優勝であった。堀選手はプロテスト合格後に、京都レディースオープンでも優勝しており、ステップ・アップ・ツアーで2勝を挙げた。また、今年の日本
女子プロゴルフ選手権で優勝した鈴木愛選手も、4月のラシンク・ニンジニア/RKBレディースに優勝していたことも特筆すべきだろう。
レジェンズツアーは、45歳以上の選手が出場する女子のシニアツアーである。かつてレギュラーツアーで活躍をした選手やシニア入りしてから力を発揮する選手もおり、発足当初は年1試合しかないときもあったが、年々試合数が増え、今年は5試合が開催された。下條江里子選手、河野はるみ選手がそれぞれ2勝ずつ、白戸由香選手が1勝を挙げた。
2014 チャレンジトーナメント
2014 ステップ•アップ•ツアー
2014 レジェンズツアー